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DJI初の物流ドローン DJI FlyCart 30半端ないって!

2024年4月以降、働き方改革関連法により、自動車運転等の業務にあたるドライバーの残業時間に上限規制が設けられます。
それが2024年問題と言われているもので、
運送業のドライバーの方たちが1日に移動できる距離も短くなってしまう可能性が出てきました。
再配達などによる非効率、交通渋滞、ドライバー数の減少と高齢化による人手不足があり配送の遅れなどが懸念されています。

このような問題の解決策としてドローンを活用したドローン物流が注目されています。
とくに配送効率が低い山間部や人口密度が低い地域、
離島などのトラックでの配送が難しい地域での活用にも期待が高まっています。

色々な企業や日本のメーカーが飛行実験などを行っていますが、
とうとうドローン業界トップシェアのDJIが物流ドローン市場に参入しました。
2024年の1月に発表された初の配送用ドローン「DJI FlyCart 30」
ざっくりですがスペックをご紹介いたします。

 

 

 

まず、公式の紹介文から
物流ドローン「DJI FlyCart 30」が誕生しました。
強力な伝送信号とインテリジェンスを兼ね備え、重量物の長距離配送が可能なDJI FlyCart30は、
貨物モードとウインチモードに対応し、従来の物流の限界を超え、安全で経済的、効率的なドローン配送ソリューションを実現します。

貨物モードでは標準搭載のEPPケースにより、積み下ろし作業を簡単に行うことが可能。
ウインチモードでは、ウインチシステムを使用し、吊り下げられた貨物を手動または自動でケーブルを制御して降下。
貨物は接地時に自動的にリリースされ、手動で取り外す必要がないため、確実に安全で正確な配送が可能。
姿勢をスマートに調整し、貨物の揺れを最小限に抑え、安定性を向上。
吊り荷が引っかかったり絡まったりするような極端な状況下では、ウインチケーブルを加熱して切断し、ドローンを解放することが可能!!??。

最大飛行速度20m/s、デュアルバッテリー使用中は、最大積載量30kg、最大航続距離16kmを実現。
シングルバッテリーで運用する場合、最大積載量は40kg、最大8kmの航続距離に対応。
DJI O3映像伝送システムにより、ドローンと送信機の安定した接続を最大20kmの距離で実現!?
リアルタイムの飛行安全アラート、バッテリー残量、電源状態、飛行距離をリアルタイムで確認し、
目的地までの到達可能性をモニタリングし、オペレーションの安全性を確保することができる。
さらに異常気象やその他の異常事態が発生した場合、DJI Pilot2(プロポ)は、
オペレーターにリスクを警告し代替着陸地点の管理をサポートする。
デュアル操作モードにより、異なる場所にいる2人のパイロット間で制御権限を相互に移譲することが可能!!??
2.5Dベースマップ??上でドローンとタスクのステータスを追跡し、
ドローンの高解像度FPVジンバルカメラから、ライブビューで周囲の飛行環境を直接確認することが可能。
異常アラートを受信した場合、手動で制御し、飛行の安全性を確保できる。
タスク状態を通知して複数の端末で共有、チームメイトと効率的に協力することができます。

 

 

 

2.5Dベースマップに基づき複雑な飛行ルートを計画し、マークされた場所と代替着陸地点を管理して、チームでの連携・調整を行う。
ドローンの状態、メンテナンス情報、DJI Care??の状態を一括管理。
ドローン、ルート、時間の統計を表示し今後のオペレーションを最適化します。

ヤバイ・・・わかるようでわからない・・・

安全対策もとても優秀のようで
緊急時に安全に着陸できるように、複数の代替着陸地点を設定可能。
離着陸時の光と音でのアラート、プロペラ回転開始時の6秒遅延??、着陸の二次確認など、複数の機能により安全な離着陸を実現しています。
RTKモジュールを使用すると、cmレベルの測位を実現し、離着陸の安全性をさらに向上。
緊急時には、内蔵パラシュートを低高度で開くことで、ドローンを安全に着陸させることができるため、人や資産に対するリスクを低減できる!!?
パラシュートは、起動時のセルフチェック、独立電源、音と光による警告、開く前にプロペラの回転を停止する機能を備えています。
飛行中に片方のバッテリーが故障した場合でも、もう一方のバッテリーがドローンの飛行を継続し、安全な帰還を保証します。
-20〜45℃の環境温度範囲で動作でき、最大12 m/sの風圧環境下でも飛行可能
物流管理プラットフォーム DJI DeliveryHubは、タスク計画、オペレーション状態モニタリング、チームリソースの一元管理、
データの収集・分析などを行います。
デバイスの接続やメンテナンスから、データのアップロードや送信、クラウドサービスのストレージや運用のセキュリティに至るまで、
ドローンとデータ管理プロセスの様々な段階において、完全性を維持できるように構築されています。などなど・・・
(DJI公式とSEKIDより情報を抜粋)

すごすぎる・・・DJI・・・
他社のドローンや実験状況などを詳しく知らないので軽はずみな事は言えませんがスペックだけを見ると強すぎるのでは・・・

実はこの優秀すぎる「DJI FlyCart 30」を生で見ることができるのです!
SEKIDさんでは、物流/運搬の常識を変える「DJI FlyCart 30」の運搬フライト実演会を全国30箇所で開催ています。
下記URLより申し込みできます。

https://sekido-rc.com/?pid=179135749

近々ですが福岡では2月21日、熊本では2月22日にセミナーを開催してくれます。
気になる方は是非申し込みされてみてください!

 

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九州空撮隊は、九州の空をフィールドに、
ドローンを使用した空撮専門のクリエイティブ集団です。
広告制作の現場で経験を積んできたスタッフが、
撮影・編集を担当するので、
動画・スチール写真の使用目的の意図をくみ取り、
企画の内容をしっかりと把握した上、
さまざまなアウトプットに対応できる空撮を、
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